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致死の伝染病?

1/4/2013

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皆様、良いお年を!

ニューイヤーと言えばウィンナ・ワルツ。踊りは人間にとって根源的な自己表現であり、音楽の重要な源泉でもありますね。バッハもベートーヴェンもショパンも・・・その純粋にも思える素晴らしい音楽の背景には、実は踊りがあったりしますよね。

クラシック音楽あるいは伝統芸能というものの元をたどっていくと、庶民的な、あるいは卑近なものに行きつく場合が多いです。

1816年。当時、ヨーロッパ大陸ではすでにワルツは広まっていました。では英国ではどうだったか。当時の英国タイムズ紙の記事にはこうあります。
「ワルツとよばれる外国の下品なダンスが金曜日に我が国の宮廷で踊られたのは痛ましいことだ。四肢が交わり、互いのボディーが押し付けられる肉感的な姿に目をやると、英国の淑女の貞淑なしとやかさがまるで失われているのが感じられる。あの下品な姿を見せるのが娼婦や姦婦ならば気にも留めないが、社会の規範となるべき上流の女性にそれが持ち込まれようとしている。世のすべての親は自分の娘がこのような「致死の伝染病」にかからないように注意すべきである。」
("Try Whistling This" より、筆者による粗い訳)

その「致死の伝染病」がその後どんどん広まっていったことは言うまでもありません。
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